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南米国別情報
南米地域掲載国-- //エクアドル//ペルー// ボリビア//アルゼンチン//パラグアイ// ブラジル//
その他の地域-- //北米 //ヨーロッパ //中東 //アジア// 番外編//


エクアドル

エクアドル


キトの街並み 赤道上のモニュメント クエンカの街並み
キトの街並み 赤道上のモニュメント クエンカの街並み
訪問都市
キト、クエンカ
観光資源充実度★★★☆☆
あまり期待していなかった割には見て楽しいものが結構ありました。赤道記念碑や高度4500メートルまで連れて行ってくれるロープウェイ、それからスペイン統治時代の建築物も荘厳なものが多かったです。温泉なんかもあります。
私たちは行っていませんが、ガラパゴス諸島もこの国です。
物価★★★★☆

物価は安いです。ホテルは1人1泊600円くらいから。施設もそこそこ充実していてホットシャワーを堪能できました。食費はきれいなレストランで1食500円くらいから。南米は物価に対して外食が高い印象があります。

食事★★★★☆
様々な食事がリーズナブルな価格で食べることができ、食事に困った記憶はありません。
ただ現地食はパクチーを使う料理が多いので、パクチー嫌いには辛いかもしれません。
人情★★★★☆
海外青年協力隊の皆様と行動を共にしていたこともあり、現地の方々とは仲良くさせていただきました。みんなフレンドリーかつ大雑把な感じで嫌いになれないタイプの人が多いです。
ただ、東洋人を見ると「チナ、チナ(中国人)」と何度も言ってくるので、その度に「ノ、ハポネス(違う、日本人だ)」と言い返さなくてはいけないのがウザいです。
治安★★★☆☆
キト旧市街やスラム街では強盗に注意が必要ですが、それ以外の場所ではむちゃくちゃ治安が悪いということはありません。キト旧市街では昼間でも人通りが少ない路地がありますので、できるだけそういった路地を通行するのを避けた方が無難です。
それからサッカーの試合が行われる日には治安が悪化しますので注意。
価格交渉容易度★★★☆☆
レストランやバス以外は定価販売の概念が薄いですが、交渉すればすぐにまけてくれます。ただ初めから大幅にふっかけてくることはないので、値引き幅もあまり大きくありません。
行ってみた感想
なんやかんやで、色々な観光スポットを訪れたり、ディスコで踊ったり、温泉につかったりして楽しむことができた国ですが、この国だけを目的に訪問するような国でもないような気がします(ガラパゴス除く)。日本から遠いですしね。 私たちが当初この国を訪れようとした目的は高度順化のためです。ペルーのクスコが3400メートルを超えており、そこに一気に行くよりはキト(2850メートル)で一度慣れておこうと考えたからなのです。
旅のポイント
ガラパゴス諸島と絡めてキトとクエンカ、それからグアヤキルなんかを観光するのがいいと思います。ちなみにバス移動が快適で安い国です。
// 私たちの旅ブログ「エクアドル編」 //
// エクアドルの歴史、政治、経済について(Wikipedia) //

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ペルー

ペルー


天空都市マチュピチュ クスコの街並み クスコからプーノへ続く道
天空都市マチュピチュ クスコの街並み クスコからプーノへ続く道
訪問都市
トルヒーヨ、リマ、クスコ、マチュピチュ、プーノ
観光資源充実度★★★★★
マチュピチュを抱えているだけで反則です。マチュピチュの他にもインカの首都があったクスコ、ナスカの地上絵、インカ以前の遺跡(トルヒーヨ)、高度4000メートルの湖とアンデスの山々(プーノ)など見るべきものは山ほどあります。
旅好きならば是非一度は訪れてほしい国です。
ちなみに私たちはナスカの地上絵は見ていません。飛行機から肉眼では良く見えないとの悪評があったからです(テレビカメラはコントラスト強で撮影しているようです)。
物価★★★☆☆
周辺のエクアドルやボリビアと比較すると高いですが、日本と比較するとおおむね3分の1以下です。ホテルは1人1泊600円くらいからあります。食費はちょっと高めかもしれません。1食500円くらいはみておきましょう。
一等のバスで1000キロ移動して5000円くらいです。
クスコ〜マチュピチュ間の電車はバカ高で、完全に観光地プライスです。往復1人15000円くらいかかりました。
食事★★★☆☆
キトなどの大都市やクスコ、プーノなど観光客が多い町では様々な料理が楽しめます。現地料理もなかなか美味しいのではないでしょうか。
ただ、★3つの評価としたのは、高度がありすぎて、私(ダンナ)の食欲が慢性的になかったためです。クスコの和食屋さんにはお世話になりました。
そういえばクスコではドイツ人シェフの手によるドイツ料理(ワインとともに)なんてお洒落なこともしました(2人で3000円ほどで満腹に)。
そうそう、スペイン語圏では「コミーダ パラ オイ(今日の定食)」という言葉を覚えておくと特に昼食時に安くて美味しくボリュームたっぷりな料理に出会う事が出来ます。
人情★★★★☆
素朴な感じの人が多いです。ただ観光大国だけあって観光客からお金を巻き上げようとしている輩も少なくありません。
治安★★★☆☆
リマの旧市街以外はキナ臭い感じはしません。ただ全国的に首絞め強盗が流行っているらしく注意は必要だと思います。
それから、夜行バス内で盗難にあう旅行者が多いようです。
価格交渉容易度★★★☆☆
ホテルやお土産品など結構ふっかけてくることがありますが、ちょっと強気で交渉すればすぐ負けてくれます。言い値で買うのはもったいないです。
行ってみた感想
友人知人におススメしたい国です。クスコやマチュピチュはもちろんのこと、アンデスの山々を堪能するためにバスか列車でプーノまで足を延ばしてください。 まじで「コンドルは飛んでゆく」の世界を堪能できます。遺跡も素晴らしいですが、私はそれ以上に大自然に心を打たれました。
旅のポイント
ゆっくりと各地を満喫する価値のある国だと思います。高山病にかかって見て回れなかったでは勿体ないので、その観点からも2週間くらいは時間をとって旅をしたい国です。
個人的には会社を辞めてでも行く価値があると思いますが、定年退職のお祝い旅行なんて言うのもお洒落かもしれません。学生には南米の旅行は高価すぎるんだよなぁ〜。
// 私たちの旅ブログ「ペルー編」 //
// ペルーの歴史、政治、経済について(Wikipedia) //

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ボリビア

ボリビア


ラパスの路地 ポトシ銀山 ウユニ塩原
ラパスの路地 ポトシ銀山 ウユニ塩原
訪問都市
ラパス、ポトシ、ウユニ
観光資源充実度★★★★☆
ウユニ塩原は地球上じゃないんじゃないかっていうくらいインパクトのある所です。中学の教科書にのっているポトシ銀山もこの国です。
この二つだけでも★4つの価値がありますが、ラパスのコロニアルな街並みも味わい深くて個人的に好きです(ただしボリビアのコロニアルな街というのは、メキシコやペルーのように保存状態が良いものではなく、お金がなくてほおっておいたら古くなっていってしまったという状態です)。
物価★★★★☆
南米で最安です。ホテルは1人1泊500円〜。食事は1食500円位を見ておけばいいと思います。一晩バスで移動しても1500円くらいです。
ただ安かろう悪かろう感はありますが・・・
食事★★☆☆☆
鶏肉の水煮なる奇妙な料理を食べたのもこの国です。鶏肉大国で鶏肉以外のものを食べようとすると高くつきます。
ラパスでは和食を含め各国料理を口にすることはできますが、それ以外の街では現地食以外では中華、パスタ、ピザくらいしか退避エリアがありません。しかもあまりおいしくないです。標高3000メートルを軽く超えている街ばかりなので、水の沸点が低いのがまずさの原因なのかもしれません。 さらに高地のため食欲がなかったことも評価が低い原因でしょう。
人情★★☆☆☆
先進国から来た旅行者からお金を巻き上げてやるぞ感をひしひしと感じることができる国です。インディヘナのオバタリアン・パワー(死言)も炸裂するため、たびたび血圧が上がります。もちろんいい人も多いんだろうけどねぇ。
治安★★☆☆☆
旅行者から強盗、盗難の話を良く聞く国です。私たちも警戒レベル・マックスで旅をしていました。
価格交渉容易度★★☆☆☆
結構ふっかけてきます。交渉には駆け引きとテクニックが必要なレベルです。
即買いするのはちょっと待って、他の店での値段を聞いてみましょう。
行ってみた感想
短期の旅行でも貧しさを肌で感じることができるくらいに貧しい国です。
貧しい国では旅行の過酷さは増す、この法則がこの国でもばっちり当てはまります。
まぁ、その過酷さがよりウユニ塩原の美しさを際立たせているような気もします。
旅のポイント
ペルーとは違い定年退職のお祝いで行くような国ではありません。お祝いどころか修行になってしまう可能性が大いにあります。
是非若いうちに行きましょう。ウユニ塩原は行く価値大です。
それからこの国では、コカインの原料になるコカの葉の栽培、取引が違法ではありません。コカ茶はなかなか美味しくて、高山病対策にもなる逸品ですが、他の国へ持っていくと、とっつかまりますので注意しましょう。ちなみにコカ茶くらいの純度ではまったくトリップしません。
// 私たちの旅ブログ「ボリビア編」 //
// ボリビアの歴史、政治、経済について(Wikipedia) //

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アルゼンチン

アルゼンチン


サルタの街並み サルタの教会 イグアスの滝
サルタの街並み サルタの教会 イグアスの滝(アルゼンチン側)
訪問都市
サルタ、プエルトイグアス
観光資源充実度★★★★☆
私たちはサルタ(及び車窓からウマワカ渓谷)とイグアスの滝しか訪れていませんが、ペリート・モレノ氷河やワインの産地メンドーサ、タンゴ発祥の地ブエノスアイレスなど見所は沢山あり、もう一度(老後に?)ゆっくり旅をしたい国です。
物価★★★☆☆
アンデス山脈の国々と比較すると高いけれども、ブラジルと比べればまだ幾分安いというレベル。ホテルは一人1000円〜。きちんとしたレストランでディナーとなると最低でも1人1000円はかかる。バスは15時間の移動で1人4000円ほど。
食事★★★★☆
完全に牛肉とワインの文化圏。牛肉とワインは安い。スーパーで牛肉を買おうとすると最低単位が1kgなのが玉に傷。安くて美味しい肉にありつくなら、道端のサンドイッチスタンドで肉バーガーを買うとよい。300gくらいの分厚いステーキがフランスパンにはさんであって、200〜300円くらい。余談ですが牛が人口より多い国です。
ワインはパック入りの最廉価品で1リッター100円くらい。でも最廉価品と侮るなかれ、結構うまい。500円以下のワインでは世界で最も美味しいと感じた。
人情★★★★★
完全にラテンのノリ。私たちはアンデスのインディヘナ文化圏からアルゼンチンにやってきたのだが、一晩移動しただけでこんなにも文化が変わるものかと驚いた。
街を歩いているとザッツ・ラテンなおっさんがノリノリで「何処いくんだい?」など頻繁にと話しかけてきて楽しい(初めはなにか下心があるんじゃないかと警戒していたがそんなことはなかった。ただしブエノスアイレスなどはやはり警戒は必要か)。
治安★★★☆☆
スラム街に突入するなど無謀なことをしなければ、基本的には安全な国だと言えそうです。
おススメはしませんが、夜間の外出も可能なレベルです。
まぁとは言え、南米ですので、気をつけるに越したことはありません。
価格交渉容易度★★★★☆
定価販売が主流ですが、宿の値段などは価格交渉の余地があります。酷いぼったくりもほとんどありません。
行ってみた感想
短期間しかいませんでしたが、この国なら移住できると思ったくらい居心地の良いところです。
北はアンデスの山々から南はパタゴニアまで多種多様な自然を満喫でき、しかもワインと肉が安くて旨いです。街はカラフルに彩られ、行き交う人々はラテンのノリ。
うーん、書いていてもう一度行きたくなってきたぞ!
旅のポイント
広大な国土の南北に見所が多数点在している上、日本からも遠くそうそう訪れることができない国であるため、ある程度まとまった日数を確保した上で旅行したい国です。バスは最新型でシートも日本のものより大きく快適ですが、飛行機もそれほど高いわけではないので、検討する価値はあるかもしれません。
大自然派、街歩き派、食派、酒派、どなたでも楽しめますが、リゾート派は厳しいかもしれません(まぁ南米はどこでもリゾート派は厳しそうですが)。
そうそう、イグアスの滝はアルゼンチンとブラジルの国境にありますが、アルゼンチン側から見学した方が断然迫力があります。
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パラグアイ

パラグアイ


アスンシオンの街並み スラム街(アスンシオン) ホテル内山田のすき焼き(アスンシオン)
アスンシオンの街並み スラム街(アスンシオン) 内山田ホテルのすき焼き(アスンシオン)
訪問都市
アスンシオン、シウダーデルエステ
観光資源充実度★☆☆☆☆
特段見るべきものはありません。ただ、日本人居住区(イグアス居住区)があり、南米における日系移民の歴史を肌で感じることができるため日本人居住区は訪れる価値があるかもしれません(イグアス居住区には居酒屋や和食材を取り扱うスーパーや農協まであるらしいです)。ちなみにアスンシオン市だけでも日系人2000人が暮らしています。
物価★★★☆☆
アルゼンチンとブラジルにはさまれているためか、さほど割安感はありません。特にタクシーがバカ高だったことを記憶しています(メーター制)。
アスンシオンでは有名な日系人経営のホテル「ホテル内山田」に泊っていました。ローカルホテルと比べれば高いんでしょうけど朝食の和食食べ放題が付いて1人1泊1500円〜です。
食事★★★★☆
実は現地食を一度も食べていません。ずっと和食か中華を食べていました。アスンシオンやイグアス居住区では安くて美味しい和食にありつくことができます。観光すべきところは殆どありませんが、長い南米旅行に疲れて和食を食べたくなったらパラグアイでゆっくりしてもいいかもしれません。すき焼きは一人前約1000円でした。
人情★★★★☆
ラテンのノリを感じる国民性です。一方で同胞の温かみに触れることができます。
治安★★☆☆☆
良くはありません。首都アスンシオンの官庁街のすぐ裏手がスラムだったりします。特にシウダーデルエステは夜な夜な銃声が聞こえるとういううわさもあります。夜間にタクシーからシウダーデルエステの街を眺める機会があったのですが、リアル北斗の拳の様相を呈していました。日中は活気がありますが、それでもスリ等に注意が必要です。
価格交渉容易度★★★☆☆
市場では定価販売という概念が薄いようですが、ふっかけてくることは少ないように思います。唯一、免税の街シウダーデルエステではふっかけてくる輩が相当います(値引交渉もテクニックが必要なレベルです)。
行ってみた感想
ブラジルビザ取得と和食にありつくために入国した国です。ブラジルビザ取得のためアスンシオンで5泊しましたが、殆ど観光らしきこともせず、ホテル内山田の施設内で過ごしていました。だってプールや卓球台からヤングマガジンまであるんだもん。
旅のポイント
南米の旅に疲れ日本が恋しくなってきたら訪れるべきです。個人的にはサンパウロのリベルタージ地区(東洋人街)よりおススメです。5万グラアニー札を「5万円のお釣りです」と渡してくれたりします。
それから、ホテル内山田(新館)の最上階からの眺めは素晴らしいので(特に高層ビルに上る機会の少ない南米では)是非上ってみてください。
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ブラジル

ブラジル


イグアスの滝(ブラジル側) サンパウロの東洋人街の縁日風景 サンパウロの大聖堂
イグアスの滝(ブラジル側) サンパウロの東洋人街の縁日風景 サンパウロの大聖堂
訪問都市
フォスドイグアス、サンパウロ
観光資源充実度★★★★☆
イグアスの滝、アマゾン川、バヘリーニャス、コロニアルな街並み、リオのカーニバルと観光資源には恵まれています。ただ観光資源同士が地理的に相当離れているので移動には時間と金と体力が必要でしょう。
物価★★☆☆☆
著しく物価が上昇し、高止まりしています。ホテルに泊まろうとすると1人1泊2000円〜というところです。食事もレストランで1食800円〜。一晩バスに乗ると諭吉さんが飛びます。
食事★★★★☆
大都市では各国の料理が食べられます。地方では当然ブラジル料理が主力ですが、まずくはありません。ブラジル料理の代表格シュラスコ(焼き肉食い放題)にも行きましたが1000円くらいで死ぬほど食いました。だって「もういらない」って言ってんのに、旨いんだからもっと食えってもってくるんだもん(ラテンのノリで)。
人情★★★★★
完全にラテンのノリです。ポルトガル語が全く分からないのに、何故か身振り手振りで意思疎通が可能です。ジェスチャーがダイナミックなせいだと思います。
治安★★★☆☆
スラム街などに立ち入らなければ、危険を感じることは殆どありません。おススメはしませんが、夜も出歩けるレベルです。
ただしアマゾン流域の街は相当治安が悪いといううわさを耳にします。リオデジャネイロの海岸も治安は良くないようです。
価格交渉容易度★★★★☆
定価販売が主流ですが、宿の値段などは価格交渉の余地があります。酷いぼったくりもほとんどありません。
行ってみた感想
ブラジルは「世界一人種差別のない国」と言われているらしいです。たしかにその通りだと思います。東洋人だからとか黒人だからという意識が薄く、人種の枠を超えて仲良くやっている感じがしました。
建前上は差別はないことになっているけれども実際には・・・な国が多い中、貴重な文化だと思います。
旅のポイント
ホテルやバスの施設の他、生活インフラも整っており先進国を旅している感覚で旅することができる国です。ただその分お金はかかります。
観光地間が離れており飛行機路線も整っていることから、ブラジルでは飛行機での移動もおススメです。
// 私たちの旅ブログ「ブラジル編」 //
// ブラジルの歴史、政治、経済について(Wikipedia) //

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